フリーランス人口は世界中で増えており、アメリカでは40%近くの人がフリーランスとして活躍しています。日本はアメリカに比べるとそれほど多くはありませんが、若い世代を中心に増えているのです。盛り上がりを見せている業界ですが、将来的にフリーランスを目指すにあたって、今現在活躍している人たちがどのようなワークスタイルをとっているのか気になっている方も多いのではないでしょうか?ここでは特に人気のワークスタイルについて紹介していきたいと思います。
通勤が必要ない【在宅ワーク】

在宅ワークは一番自由度が高いワークスタイルになります。在宅ワークをしているフリーランスの職種で多いのはWEB系のプログラマー、デザイナーやメディアやブログなどの記事を書くライターなどが挙げられます。
それ以外の職種でも、今だとチャットツールでのコミュニケーションやネットでのテレビ会議を積極的に利用する企業も増えてきていますので、在宅ワークが可能になってきている職種は増えてきているのが現状です。
在宅ワークの一番のメリットは通勤が必要ないことでしょう。朝の満員電車に乗るストレスが無くなるのは誰にとっても大きな魅力の一つではないでしょうか。また、フリーランスにとっては交通費は自腹なことが多いので、在宅ワークによって交通費がかからないのと、さらには自宅を職場として使うことで大きな経費削減となります。
また、仕事の合間を縫って家事や小さなお子様の世話ができるというメリットもあるので、在宅ワークは主婦の方にも人気になっています。
ただし、一人で完結する仕事であれば問題ありませんが、他人と関わりのある仕事だと、対面で気楽にコミュニケーションが取れない側面もありますので、チャットツールやタスク管理ツールなどを上手く使って仕事を進めていくことがとても重要になります。
在宅ワークは「なるべく自分のペースで働きたい」という方にオススメのワークスタイルです。
お洒落な空間で仲間作りができる【コワーキングスペース】

コワーキングスペースとは、「共同で仕事を行う場所」という意味です。近年では都心を中心に増えており、フリーランス専用のスペースなども存在します。
コワーキングスペースには利用料金が必要ですが、色々なメリットがあります。
例えば、最近だとお洒落なデザインの空間を提供しているコワーキングスペースが増えてきていますので、その空間で働くことでモチベーションが上がり、仕事の生産性も向上するでしょう。
また、その場で働いているフリーランス仲間との交流もメリットの1つです。最近ですと、コワーキングスペースを使った講演や交流会を開催するところも増えてきていますし、例えば「仲間との交流ができたおかげで仕事を紹介してもらえた」という話もよく聞きます。フリーランスにとって、仕事がなくなることは死活問題ですので、コワーキングスペース でこういった繋がりを持っておくだけでも、将来の保険になるのではないでしょうか。
下記でいくつか人気のコワーキングスペースを紹介します。
.BASE

regus

WORK COURT 渋谷松濤

31VENTURES Clipニホンバシ

WeWork

正社員スタイルで働く【常駐フリーランス】

常駐フリーランスとは、企業に常駐しながら仕事をこなす人のことを言います。業務形態としては準委任契約が多く、職種としてはエンジニアやデザイナーが多いです。
常駐のワークスタイルのメリットとしては、リモートと比べて現場の社員とコミュニケーションがすぐとれる環境ですので、仕事を進めていく上での不安を感じにくくなることが挙げられます。
先ほど、常駐フリーランスは準委任契約が多いと言いましたが、準委任契約は請負契約と異なり、成果物への責任が実質無いため、請負よりもプレッシャーが少なく働けるのも魅力の一つです。
また、何よりも常駐のワークスタイルは常に周りに他の社員がいる環境ですので、リモートワークよりも一緒に働いている感、チームで働いている感がでやすいため、そういったことを重要視する方にはオススメのワークスタイルになっています。
フリーランスになることでワークスタイルの幅が広がる!

正社員よりもフリーランスの方が、上記で紹介したワークスタイルを自由に選択できる可能性が高いため、働き方を重要視している方にとって、フリーランスになることは良い選択肢だと思います。
すでにフリーランスの方もぜひ違ったワークスタイルを経験してみるのも良いのではないでしょうか。